レースの歴史はおよそ500年前に始まりました。私達は恩恵としてレースを鑑賞し、先祖たちの努力を尊ぶ事ができます。
レースを賞賛することで、私たちは自然の恵みと人間の努力によってできた創作物に敬意を表する事ができます。花は開花し、やがて萎れてしまいますが、レースの花束は決して萎れません。
ベルギーレースは、いつの時代も上流階級層と結びついてきました。そのデザインと、製作にかかる労力・材料のため、レースは大変高価なものでした。ベルギーは世界最高級の亜麻糸の生産で長く世界中に知られていました。フランダース地方は、亜麻が育つ為に最適な自然環境を成していたのです。
亜麻は最も古く、最も強い植物性繊維で、レース作りには理想的です。今日では自然環境の汚染のため、亜麻植物は衰退してしまいました。私たちの先祖と彼らの残してくれた芸術に敬意を表して、私たちはレースメーカー達が美しいレースを作り上げるのに必要な極上の糸の為に、美しい自然を再生するべきではないでしょうか。
レースは国境を越えて夢中になれるものです。それは文化交流です。レースの優美さと魅力は世界中の人々の心と魂を豊かにしてくれます。
レースの製作は、いつもチームワークでした。それは「共存」のお手本とも言えるでしょう。壮麗なるレースは素晴らしい団結精神のもとに作り上げられていたのです。
私は、このメッセージとともに、レースが世界に夢と融合を思い起こさせてくれる事を願っています。