
私たちは東京の、親しみやすい地域に住んでいます。人々は、ベルギーの文化に興味を示してくれます。少し前、ある日本人紳士が私たちに、ベルギーレストラン“L’art de table Ambiance”を紹介してくださいました。
そこで私たちは、早速行ってみることにしました。
「ベルギー料理を食べたい!」という強い思いを持って出掛けたので、レストランを見つけられた時の喜びは大きなものでした。お店の方も、とても親切でした。
メニューは常に更新されているので、今回は私たちがいただいたランチをご紹介します。
私たちの食事は、野菜のムースから始まりました。その味は繊細で神秘的でした。私のメインディッシュはマッシュルーム入りフィッシュ・スープ、主人はポークのプロバンス風ソース掛けをいただきましたが、どちらの料理もすばらしいものでした。
そして、デザートとして、ヨーグルトのソルベをいただきました。気品のある陶磁器のカップ&ソーサーで供された熱いコーヒーが、このアンビアンスな(雰囲気のある)ランチを締めくくりました。少しフランス語を話す親切なウェイターさんにおもてなしいただきました。
食事中、私たちは目を閉じ、ベルギーで母が私たち家族のために準備してくれたおいしい食事のことを思い浮かべ、まるで故郷にいるような、そして天国にいるような気分を味わいました。
この説明は、その料理の絶妙な味を表現するには簡潔すぎます。まさに大感動のランチでした。レストランの名前が “L’art de table Ambiance”であるのにも納得です。これはフランス語で “The art of the table (テーブルの芸術)”を意味します。このレストランのシェフは食と飲の芸術家といえます。そしてAmbiance、なるほど、その雰囲気もとても心の和むものでした。
このベルギーフレンチ・レストランでは、お客さんを迎えるための魅力的な“もてなし”を創作する芸術を、シェフがしっかりと理解している、ということを、私も主人も認める結果となりました。
お店を後にする時、私たちはシェフに声をかけました:
“Votre déjeuner était delicieux!”(あなたのお食事は素晴らしかったです。)
“Au revoir et à bien à bientôt!”(さようなら、そして、またすぐに伺います。)
“L’art de table Ambiance”のお料理は、レースのごとく繊細です。
そして、去る2月12日、私たちは“はなまるマーケット”というテレビ番組を見ていたのですが、そこで、Ambianceのシェフ・コック大平史人氏がおいしい食事“まかない”を作る姿を見かける機会がありました。
主人と私は、大平シェフがどのようなベルギー料理のレシピを日本の視聴者に紹介するのだろう、とわくわくしながら見ていました。
ですので、テレビで目にしたものに、私たちはとても驚きでした。
それは“鍋”だったのです!!
ここで使われていたのは、オイスターソース。私はそれまで使ったことがありませんでしたが、とても便利なものですね。
【ヘルシー!中華風なべ】
<材料>(4人分)
油・・・大さじ1
ショウガ(みじん切り)・・・大さじ2
ニンニク(みじん切り)・・・大さじ1
鶏もも肉(塩・コショウ下味)・・・200g
水・・・800cc
オイスターソース・・・大さじ2
ゴマ油・・・小さじ2
お好みの野菜、豆腐、糸寒天(春雨)・・・各適量
ショウガ(すりおろし)・・・少々
<作り方>
1.鶏肉、お好みの野菜(白菜・ネギ)など、豆腐は食べやすい大きさに切る。 ショウガ、ニンニクはみじん切りにしておく。 別にすりおろしショウガも用意する。
2.土鍋に油をしき、中火でショウガ・ニンニクを炒めて香りを出す。 キツネ色になったら塩・コショウで下味を付けた鶏もも肉を入れて、薄く焼き色がつくまで炒める。
*土鍋の耐久性能を確認の上、空焚き・長時間の加熱はしないで下さい。
3.水を加え沸騰する直前まで温める。(スープを濁らせないため)
オイスターソースを入れ、沸騰する直前でゴマ油を加えて基本のスープの出来上がり。
4.再度沸騰する直前でネギ、白菜、豆腐などの具を入れて煮る。
最後に春雨(糸寒天)を入れ、すりおろしショウガで香りを引き立てたら出来上がり。
ベルギーではまだまだ寒い日が続いていますので、ベルギーに“鍋”を食する習慣を紹介するのはいい考えだと思います。
大平史人シェフが、日本にベルギーフレンチという食事を紹介するだけでなく、ベルギーでの鍋料理伝統の仕掛人になってくださることを願っています。
食の伝統を通して文化交流ができるというのは、素晴らしいことです。レースも過去にはそうであったように、すべての材料が自然界からの産物であるという点で、私の職業にも相通じるものがあります。大切にして欲しいとの自然の囁きです。
食とレースは、良きデザインへの深い関わりを証明することができます。
中目黒、東山にある
〜ベルギーフレンチ料理 & ワイン、ベルギービールBAR 〜
L’art de la table ambiance
http://www.lart-de-la-table.com/ambiance/
〒153−0043 東京都目黒区東山1-21-26 Q.G.HIGASHIYAMA B1F